USMLE(アメリカ医師国家試験) は、超優秀な医学生が受けるものでしょ?
自分には関係ない話だわ…
僕もそう思っていました。
でもそんなことはないんです。
平凡な医学生・研修医でも目指せる目標なんです!
今回は、僕が
忙しい人のための効率的なUSMLE STEP1合格への道
僕自身の超具体的な1日の勉強計画
について、初期研修医の目線から感じたことを中心に書いていきたいと思います。
この記事は、
・USMLEに興味がある医学生や研修医の方々
・USMLE STEP1の具体的な勉強計画を知りたい
・USMLEの準備にあてられる時間は短いけど挑戦してみたい
みなさんに読んでいただきたい記事です!
※この記事で説明する勉強方法は、STEP1で高得点を取るための勉強法ではなく、効率よく合格することに主眼を置いたものです!それを踏まえたうえで読んでみてください!
とある1日のスケジュール
ざっとこんな感じです。
緑色が勉強時間で、合計5.5時間。休憩やそのほかの時間を引くと、実質4.5時間くらいでしょうか。
かなりタイトなスケジュールですが、もちろん毎日このように勉強していたわけではありません。笑
それだったら死んじゃいます。笑
仕事しながら勉強するときに注意しないといけないのは、
学生の時ほどまとまった時間を取って勉強することはできない
ということです。
逆に言うとまとまった時間はほとんど仕事にとられてしまうので、
細かく分割した時間をそれぞれすぐに集中力をMAXにして有効活用する他ありません。
自分も、この時間にはこれを完璧にやる!というようにメリハリを意識して勉強していたと思います。
これは自分が実際に実践していた「5秒ルール」をわかりやすくをまとめた動画です。
分かりやすくておすすめなので興味がある方は是非👇youtu.be
超具体的な勉強内容
・First Aid(以下FA)
・U World(以下UW)
・Kaplan問題集(以下Kaplan)
・BRS Behavioral Science (以下BRS)
・Anki(フラッシュカード作成アプリ)
・キクタンメディカル(以下キクタン)
・Youtube(高校生物の授業をメインに視聴。笑)
勉強①(起床後)
起床後すぐは、一番暗記に適していると聞いたことがあったので、FAやUWの要点をまとめたAnkiをひたすら復習していました。
どうしても眠たいときは、キクタンのCD音声を流しながら歯磨きをしたりしていました笑
本当に眠気との勝負なので、3秒ルールで自分の弱さに負けないように努力しました。
勉強②(病院到着後)
ついてからの時間は、業務開始まで時間も限られていたためUWやKaplanの問題を解くことに集中。
業務前はソワソワするし、暗記には適していないなと自己判断しました。
耳栓をして、本番を想定しながら本気モードで時間の限り解いていました。
勉強③(業務終了後、病院)
この時間は一日で解きたい問題数のノルマに達していなかったら問題を解き、
達成したのちは解説を見て復習。AnkiやUWのフラッシュカードをせっせと作ります。
なるべく問題を復習する作業を終わらせてから帰宅するようにしました。
返ってからも問題を解いたり、復習すると思うとなんか帰宅後の勉強のスタートが億劫になりそうだったからです。笑
勉強④(帰宅後の就寝前)
ここも眠気との勝負です。笑
就寝前はインプットすると脳に残りやすいと聞いたことがあったので、なるべくFAの復習やAnkiを中心にするようにしました。
ですがどうしても眠たいときは問題を解くよう自分に負荷をかけると自然と目が覚めました。
番外編(その他の隙間時間)
この他にも、
・カンファやレクチャー前後の細切れ時間(1,2分レベルでも!)
・昼食時間
にも勉強はできます!
1,2分の時間があるときはAnkiやフラッシュカードの復習をしました。
また、昼食時間はイヤホンでyoutubeの講義を聞きながら医局の隅で食べていました
(話しかけるなオーラ全開!こんな研修医は嫌ですね、自分が指導医だったら嫌です。笑笑)
このように時間帯によって勉強の内容を考えることは自分はとても重要だと思うのですが、このような記事があまり見たことがなかったため今回まとめてみました。
まとめ
個人的なポイントとしては、
・寝起きや就寝前はインプット重視!
・日々の細切れ時間を大切に!
・眠たいときは寝てしまわず、内容を工夫してみる!
・それでも眠ければ寝る!笑